代表的なミネラルは次のものがあります。
- カルシウム
- ナトリウム
- カリウム
- リン
- 塩素
- マグネシウム
ミネラルは無機物で人の体内では作ることができないので、食品から体内に摂りいれる必要があります。
ミネラルは単独ではなくて、ビタミンなどと協力しあってその効果を発揮します。
★カルシウムとは
現代人にとって一番不足しているミネラルはカルシウムと言われています。カルシウムは丈夫な骨や歯を作ります。また骨はカルシウムの貯蔵庫となっていて体内で足りなくなると骨から遊離してエネルギーを作る助けをしたり血圧の維持などの役割があります。さらにカルシウムは、筋肉を収縮させる働きや神経細胞の情報伝達を助け精神安定させる働きがあります。
[カルシウムを多く含む食品]
牛乳、煮干し、いわし、ごま、豆腐、納豆、小松菜、菜の花
★鉄とは
体内の鉄は、赤血球のタンパク質であるヘモグロビンを作ります。ヘモグロビンは全身に酸素を運搬する役割があります。25%は肝臓や脾臓などに蓄えられています。
[鉄を多く含む食品]
レバー、ほうれん草、ひじき、のり、あさり、しじみ、油揚げ、納豆
★ナトリウムとは
ナトリウムはカリウムと働いて浸透圧を維持します。
ナトリウムは塩化ナトリウム(塩)としてよく知られています。体内のナトリウムはイオンの形で溶け込んでいて体液の浸透圧維持に不可欠な必須ミネラルです。
ナトリウムの過剰摂取が続くと、ナトリウム濃度維持のために高血圧の原因となります。
1日に必要な塩分量は、梅干1/2個、辛子明太子1/3個です。食パンで言えば6枚きりで2枚分に相当します。その他、加工食品にも多く含まれています。
★カリウムとは
カリウムは過剰に摂取した体内の塩分濃度を一定に保つ作用があり、血圧の上昇を防ぐ働きがあります。
<カリウム多く含む食品>
バナナ
りんご
ほうれん草
小松菜
落花生
アーモンド
大豆
のり
昆布
★亜鉛とは
亜鉛は別名セックスミネラルと呼ばれ、性機能を正常に保つ役割があります。
そのほかに免疫機能や味覚障害を予防します。
大豆に含まれるフィチン酸は亜鉛の摂取を妨げるので、豆腐や納豆などの大豆製品を食べるときは、いっしょに肉や魚などの動物性タンパク質を食べるとよいでしょう。
<亜鉛を多く含む食品>
カキ、卵、そら豆、大豆
玄米、とうもろこし、ゴマ
アーモンド、豚レバー
★セレンとは
セレンは抗酸化作用と免疫機能を高めます。ビタミンEと働いて癌や老化防止の予防に効果があるとされています。
<セレンを多く含む食品>
カツオ、いわし、カキ、わかめ、昆布
★マンガンとは
マンガンは別名「代謝のミネラル」と言われています。その働きは補酵素として酵素を活性化します。性ホルモンやインスリンの分泌に関わっていて、不足すると性機能の異常や糖尿病を引き起こす場合もあります。
<マンガンを多く含む食品>
青海苔、きくらげ、生姜、干しえび
★銅とは
銅は別名「血のミネラル」といわれています。赤血球のヘモグロビンと鉄を結びつける働きがあります。銅が不足すると鉄欠乏性貧血を起こす場合があります。